以前からESP32は外付け回路無しでMP3やAACフォーマットのデータをデコード出来る事は知っていたのですが、どうも開発はESP IDEで行う様でそれが理由で敬遠していました。最近Arduino IDEでも開発出来る様に成ったのでそれを使ってWebRadioを作って見たいと思います。
ハードの準備
確かにデータのデコードには外付け回路はいらないんですが、本体以外に
- Dacのデータを音に変えるI2Sプレーヤー

- I2Sプレーヤーの音を増幅するアンプ。

- スピーカー
- 電源
が必要です。
ESP32とI2Sプレーヤーの配線は
ESP32 | I2Sプレーヤー |
GPIO25 | LRCK |
GPIO26 | BCLK |
GPIO22 | DATA |
の様に行って下さい。デーコーダソフトはデフォルトのESP32の各端子を上記の様に設定しています。I2Sを使う場合は固定の様です。実際の回路と配線は以下の様になります。アンプは2チャンネルでしたが、今回は片側のみ使用です。


ライブラリの準備
ESP8266AudioというライブラリーをArduino IDEに追加します。”ここ”にソースが有ります。

Clone or Download ボタンをクリックすると、Download ZIP画面が表示されます。それを押してダウンロードします。
Arduino IDEで、”スケッチ”ー>”ライブラリーをインクルード”ー>”.ZIP形式のライブラリーをインストール”と進み、先程ダウンロードしたファイルを選択すればインストール完了です。
これで、ソフトとハードの準備が出来ました。次回は実際にデータを再生してみたいと思います。